こんにちは、鈴木です。
今日は、赤塚不二夫の名作「天才バカボン」の舞台となる家の間取りについて、ご紹介したいと思います。
「天才バカボン」は、1970年代から1980年代にかけてテレビアニメ化された人気マンガで、兄のバカボンとその家族が繰り広げるドタバタコメディです。
この作品では、バカボン一家が住む家の間取りは、マンガやアニメではほとんど明らかにされていませんでした。
しかし、2016年に実写ドラマ化された際には、原作に忠実な形で家の内装や配置が再現されました。
そこで、この記事では、マンガとドラマの間取りを見比べてみることにしました。
どちらも魅力的な空間ですが、どのような違いがあるのでしょうか？
マンガとドラマの外観
マンガとドラマで、主人公たちが住む家の外観はどのように異なるのでしょうか。
ここでは、その違いを詳しく比較してみます。
マンガでは、家は木造平屋建てで、古風な雰囲気が漂っています。
玄関は凸型で、欄間付きの引き戸が特徴的です。
屋根は瓦で、煙突がついています。
一方、ドラマでは、家も木造平屋建てですが、より現代的な印象を受けます。
玄関は凹型で、シンプルな引き戸になっています。
屋根はトタンで、煙突はありません。
また、ドラマでは広縁があることが分かりますが、マンガでは描かれていません。
以上のように、マンガとドラマでは、家の外観にいくつかの違いがあります。
これらの違いは、作品の時代背景や雰囲気を表現するために意図的に変更されたものと考えられます。
1階の間取り
ここでは、マンガとドラマで異なる1階の間取りを比較してみましょう。
まず、マンガでは、玄関から入ると左手に居間があります。
居間は家族のくつろぎの場で、テレビやこたつなどが置かれています。
居間の奥には台所がありますが、どのような設備があるかは描かれていません。
右手には和室がありますが、こちらも中の様子は不明です。
トイレや風呂の位置も描かれていないため、推測するしかありません。
一方、ドラマでは、玄関から入ると左手に広縁があります。
広縁は玄関と居間をつなぐ空間で、靴を脱いだり荷物を置いたりする場所です。
広縁から4枚引き違い戸で仕切られた居間に入ることができます。
居間はマンガと同じく家族のくつろぎの場で、テレビやこたつなどが置かれています。
居間の奥には台所があり、流し台や冷蔵庫などがあります。
台所と居間の間には4枚引き違い戸で仕切られた和室があります。
この和室には、箪笥やワードローブなどが置かれています。
右手には2枚引き分け戸で仕切られた和室があります。
この和室には、布団やアイロンなどが置かれています。
玄関から右手に廊下があります。
廊下の奥には洗面所と階段があります。
洗面所には、洗面台や洗濯機などがあります。
階段は2階へと続く通路です。
以上が、マンガとドラマで異なる1階の間取りの紹介です。
どちらも魅力的な空間ですが、ドラマの方がより詳細に描かれており、リアルさを感じることができます。
マンガとドラマを見比べてみると、同じ物語でも空間の表現方法によって印象が変わることがわかります。
2階の間取り
最後に、2階の様子について詳しくご紹介します。
マンガ版では、2階があるのかどうかも分かりませんでした。
ドラマ版では、2階には和室があります。
和室には、布団や本棚などが並んでおり、落ち着いた雰囲気が漂っています。
まとめ
この記事では、天才バカボンの家の間取りをマンガとドラマで比較しました。
マンガでは、バカボン一家の生活感やコミカルさが強調されており、間取りはあまり細部まで描かれていません。
一方、ドラマでは、現代の日本の家庭に近いリアルな間取りになっており、バカボン一家の暮らしにも深みが出ています。
どちらも原作の魅力を損なわずに、バカボン一家の個性や暮らしを表現していると思います。
