韓国ドラマに出てくるおしゃれな部屋は、多くの視聴者の憧れを集めています。
とくに、『トッケビ』の部屋は、重厚感と温かみを兼ね備えた雰囲気が印象的です。
そのため、日常の暮らしに取り入れたいと考える方も増えています。
そこで今回は、『トッケビ』の部屋を参考にした韓国ドラマ風インテリアの作り方をご紹介します。
韓国ドラマ風インテリアが人気の理由
韓国ドラマのインテリアは、SNSを中心に若い世代の間で広まりました。とくに、20代~30代前半のMZ世代(ミレニアル世代・Z世代)は自分らしさを表現できる空間を求めており、ドラマに登場する部屋のスタイルを真似したいという気持ちを強く抱いています。また、シンプルながらも温かみを感じさせるナチュラルテイストが共感を呼んでいるのです。
『トッケビ』に登場するシンの部屋は、クラシックで重厚感のある雰囲気を演出しています。原木やレザーといった素材の組み合わせが全体を引き締め、深い青色の背景がドラマの世界観を一層際立たせています。
一方、ウンタクの部屋はオレンジとベージュを基調にした柔らかいデザインで、落ち着いた温かさを感じられます。こうした演出は視聴者の心をつかみ、「自分もこんな部屋で過ごしたい」と思わせる大きな要因となっています。
さらに、SNSに投稿される「お部屋改造」動画も人気を後押ししています。若者が安価なアイテムを使い、自ら工夫して部屋を変える姿は、視聴者に挑戦してみたいという意欲を与えています。その手軽さと再現性の高さが、韓国ドラマ風インテリアのブームにつながっているといえるでしょう。
『トッケビ』の部屋から学ぶインテリアのポイント
まず大切なのはカラーコーディネートです。ダークブラウンや深緑といった落ち着いた色合いは、高級感と重厚感を演出します。そこにベージュや薄茶色を加えることで、リラックス感をプラスすることができます。これらの色の組み合わせは統一感があり、落ち着いた雰囲気をつくりやすいのが魅力です。
家具選びにおいては、重厚感のあるソファやアンティーク調のテーブルがおすすめです。
革張りのチェスターフィールドソファのように存在感のある家具を取り入れることで、大人っぽい上質な空間を実現できます。また、観葉植物を多めに配置すると、シックな印象の中に爽やかさを添えられます。
照明や小物も重要な要素です。キャンドルや間接照明を組み合わせると、温かみのある光が部屋全体を柔らかく包み込みます。
クラシカルなランプや装飾を加えれば、さらに『トッケビ』らしい雰囲気を演出できます。そして、空間に余白を残す配置を意識することで、生活感を抑えながらも心地よい空間を整えることが可能です。
韓国ドラマ風インテリアを取り入れる実践アイデア
日本の住まいでも取り入れやすい工夫として、明るい色をベースにしたコーディネートがあります。白やアイボリーを中心にまとめると、狭い部屋でも広々と見せられます。また、収納付きベッドや壁面収納を選べば、省スペースでおしゃれな韓国風を再現できます。
賃貸物件であっても工夫次第で雰囲気を変えることができます。例えば、100円ショップで購入できる雑貨や、貼ってはがせるシートを利用すれば、壁や小物を簡単にアレンジできます。さらに、カーテンやクッションカバーを変えるだけで、部屋全体の印象を一新することが可能です。
家具や雑貨を購入する際には、韓国ブランド風のアイテムを取り扱う通販サイトを利用すると便利です。ラタン素材の家具や波打つ形のミラーなど、韓国インテリアらしいアイテムを少しずつ加えるだけでも雰囲気が変わります。
取り入れやすい雑貨から始めることで、無理なく韓国ドラマ風のインテリアを楽しむことができるでしょう。
まとめ
韓国ドラマ風インテリアは、落ち着いた色合いと重厚感のある家具を意識することで再現できます。
『トッケビ』の部屋に学ぶことで、自宅でもクラシックで温かみのある雰囲気を作ることが可能です。
日常にドラマのような特別感を加えたい方は、手軽なアイテムから取り入れてみてはいかがでしょうか。